From Tiny House Village

旭川の空気感が心地よいです。
コロナとの共生も考えなくてはならない時代が、皆さんの価値観を見つめ直すきっかけになっているのかもしれません。
その渦中で、自然と共生している北海道でのシンプルライフを中継します。

タイニーハウスも最近は送られてくる写真や映像での確認でしたので、普通の感覚になっていましたが、改めて目の当たりにし中に入ると、手前味噌ですが感動レベルでした。

ビレッジも手作りでの雑さもありながら、心地よいのは何故だろうとずっと考えていたのですが、その場で空間を味わっているとふと気づきました。
言葉は悪いですが「貧乏くさくない」につきます。
何か一つでもチープに見えてしまうと、気持ちがダダ下がると思うのですが、それが無いことにようやく気づきました。
ハウスの奥に見えるのが大雪山系です。
とても贅沢だと思います。

『600万円くらいで移動できる木造の家』

一見チープそうに聞こえてしまうのですが、その感覚を見事に裏切るパンチがあるのです。
これも言葉では伝えきれない感覚です。
その空間で自家製ピザを窯焼きをしながら、映画やYouTubeをハウスに照らして会話を楽しむ贅沢さはお金では買えないものですね。
それも自然の中でですから…。

ここに来ると本当の豊かさを味わえるかもしれません。

そしてコロナ渦においてテレワークがニューノーマルになりつつある今、住む場所、住むツールのあり方も見つめ直せます。
都会で6000万以上の家を35年ローンで人生がFIXされてしまう生き方がお手本のように語られ、その選択をされてきた、されている方々が多いと思います。
それはそれで、ご本人が良しとしていれば異論はありませんが、若い世代にその選択肢しかないように映っているのであれば、それは否とご紹介したいです。

100人いれば100通りの人生があり、同じである必要はないと思います。
それを当たり前にできる社会がアフターコロナの姿であって欲しいと思っています。
その選択肢の一つとして、シンプルに暮らす選択もあります。