前回のブログ更新から2ヶ月以上も経過してしまいました。
コロナに罹患していた知人二人は一ヶ月半近く、高熱や咳の症状が酷く
大変でしたが、お陰様で回復。自宅からリモートで仕事に復帰しています。
ご心配くださった皆さま、ありがとうございました!
ポートランド界隈は段階的再開計画が少しずつ進みだしたエリアも
ありますが、相変わらず自粛生活は続いており、間もなく三ヶ月目を迎えます。
先日、二ヵ月半ぶりにポートランドの中心街やその近所に足を運び、
散歩をしてきました。街は静まり返っていますが、こんな状況下でも
ポートランドの街は、やはりいつ行ってもユニーク。歩いているだけで面白い。
今日は、私が見つけたユニークをご紹介していきますね♪
まずはこちら。↓
路肩の鉄輪とお馬さん。
まだ車を持つ人が少なかった時代、交通手段はお馬さんでした。
この近所には至る所に鉄輪が残されており、ユニークな住民の皆さんが
それぞれお家の前に馬や牛などのおもちゃを鉄輪に括りつけています。
こちらの住人の方、優しいですね。よく見るとお馬さんもマスクしています。
お次はこちら。↓
飲食店の上にあるお店のシンボルマークであろう牛さんもマスク姿。
「マスクしてから入店してね~!」と無言のメッセージのようですね。
続いてこちら。↓
頭上にバイク(自転車)。公園?何かのモニュメント?
近づいてみると、民家のお庭にありました。何?なぜ?笑
以前、ブログでもご紹介しましたが、ポートランドはバイクタウン。
バイクラバーが多いのですが、ここまできたか~!
いつか住人の方をお庭でお見かけした際には、お声をかけてみたいと思います!
そして最後はこちら。↓
ダウンタウンのバイクショップ前にあるNAKED BIKE GUY(裸のバイク男性)
いくらバイクタウンだからってこれはやりすぎでしょーと思われる方、
是非、6月にポートランドにいらしてください!
毎年あるのです、全裸でバイクに乗るイベント、Naked Bike Rideが!
このお店のシンボルガイ、随所にこだわりがあって面白いのですよ。
まず首に巻いてるマフラー、これはポートランドのサッカーチーム、
Timbersのもの。そして、肩には街の花、ローズのタトゥー。
左腕にも未完成のタトゥーが見えますね。
パンツは履いているのね、安心した!と思われる方、違います、(笑)
これはウエストポーチ。
あごひげもポートランダーやオレゴニアンを象徴しているし、
いつもバイクに乗っていることが分かるように、顔と腕、足の一部は
しっかり日焼けしています。笑 あぁ~ポートランド最高!
でも、このイベント、単に全裸でバイクに乗って大騒ぎしよう!
ではないのです。
勿論、当日の会場やバイクルートは熱気に溢れているようですが、
実は石油依存社会への抗議活動なのです。
世界中で行われているイベントですが、ポートランドの参加者は
世界最大、一万人以上が参加した年もあるのだとか。
表現の仕方が本当に多様。思ったこと、感じたことを自由に表現し、
いいとか、悪いとかの判断ではなく、「そういう思い、考えもあるんだ」と
学び、受け入れる力に長けている街、ポートランド。
真剣な取り組みをしていても、ユニークのスパイスを効かせて斜め上から
アピールすることでメッセージがより彩を増しているような気がします。
街をフラッと歩いているだけで、心が躍らされるユニークタウンです♪
report: mami paulson from portland