世界中で猛威を振るうコロナウィルス。
今日は少しプライベートなことを含め、ブログにしたいと思います。
とても身近な人が二人、コロナに感染してから10日が経ちます。
先日電話で話しましたが、重い重い咳をしています。
呼吸に問題がないため今は自宅にいますが、このウィルスは数時間で
重篤な状況になることもあるため、全く安心はできません。
ちなみに一人は医療従事者、もうひとりは同居人です。
彼らの体力を信じて心の底から一日も早い回復を願うばかりです。
ニュースなどでご存知かと思いますが、アメリカも深刻な状況に陥っています。
現在21万人以上の感染者が確認され(3月1日時点では100人に満たなかった)
死者は5100人を越えました。
ニューヨークでは屋外に大きなテントや冷蔵のトラックが設置され、
ご遺体の安置所になっています。
ドクターの数が圧倒的に足りず、引退したドクターにも現場復帰の依頼が
かかっています。
今この瞬間も世界中で大きなリスクと向かい合いながら、
懸命に命を救うために働いてくれている人々がいます。
公共交通機関や食料品店、薬局など私達のライフラインを支えるために
働き続けてくれている人々がいます。
勿論その方々にも私達同様、愛する人がいます。
フロントラインで働き続けている人々に心から感謝します。
感傷的で大袈裟になっていると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
それでもいいです。
海外で日本のコロナウィルスに対する認識の甘さが指摘されているのを聞くのはとても悲しいです。
それと同時に、そう言われても仕方ないと思ってしまうのも事実です。
自分や周りの人の『命』より大切な予定って何でしょうか。
最近のこちらのニュースで印象に残った見出しです。↓
“Your grandparents were asked to go to war.
You are asked to stay at home on a sofa.”
あなたの祖父母は戦争へ行けと言われた
あなたは家のソファーに座ってなさいといわれている。
死にたくなくても外へ行けと言われた祖父母。
命を守るために家で待機してと言われている私たち。
もっと強い口語的な文にするならば
「家で待機するくらい簡単でしょ!家にいろ!」こんな感じでしょうか。
更にこんなのもありました。↓
“Don’t accidentally kill someone!”
意図せず誰かを殺すな!
このメッセージには、自分は元気だし、周りに誰も罹患してる人もいないし~
この考えは危険!と言っていると思います。
日本のこの時期は卒業式・入学式、入社式、新たな出逢い等、
本来なら新しいスタートへ向け心が躍り、活気づく時。
そして世界に誇れる美しい季節。
そんな中での自粛は本当にしんどいし、長期化する休校措置で親子共に
ストレスが溜まり心身の衛生を保つのも難しくなってくるのも事実。
そして何より、経済が回らなくなり大きなダメージを受ける方々もいます。
自粛や籠もる生活から生まれる大きなマイナス部分もあります。
一日も早く世界の人々が「日常」を取り戻すためには、感染をこれ以上
拡大させないこと。他人事ではなく、いかに自分事として捉えられるか。
少し重く連ねてしまいましたが、ポートランダーはこの状況下でも
笑い、ユーモアを忘れていませんよ!
次回は、そんなユーモア溢れる様子をお伝えしようと思います。
そして最後にもう一つ。とても心に響いた見出し。↓
“IT”S UP TO YOU HOW MANY PEOPLE LIVE OR DIE.”
何人の人々が生きるか死ぬか それはあなた次第。
皆さま、どうぞご自愛ください。
report: mami paulson from portland