Meatless Mondays

ミートレスマンデー、ご存知ですか?
ここ数年で世界的に浸透しつつある「お肉なし月曜日」。
各国で、ミートフリーマンデー、べジサーズデーなどと
呼称は違ったりしますが、健康や環境保護を考慮し、
一週間のうちにお肉を食べない日を設けていこう。という試みです。

アメリカでも早いところでは2003年くらいから導入している
大学のカフェテリアもあるようです。
ニューヨーク市では昨年9月、市内の学校に通学する110万人に
ベジタリアンの食事が提供されるミートレスマンデーがスタート、
サンフランシスコではそれ以前に導入されており定着しているのだとか。

我が家も一週間に一度はお肉なしの日を設けています。
肉厚の野菜をグリルしたり、野菜たっぷりのスープでも充分ですが、
お肉の代わりに植物性の肉代替商品を食卓に取り入れている日もあります。
えんどう豆が主成分、お肉の色味はビーツのジュース、食感はココナツオイルで
再現され、まるでお肉を食べているかのようです。

上の写真はとある日の夕食。パテ、ブロッコリーソテー、キノアサラダ、
あれ?左上はチキンナゲット?!ミートレスじゃない?!
いえいえ、こちらは豆腐ナゲットwithオレンジソースです♪

パテだけでなく、挽き肉やソーセージもあるので料理も単調にならずに
ミートレスで色々と試すことができます。
お肉を食べた時よりも食後のもたれ感がなくスッキリ。(個人的感想)
我が家が常備しているのは近隣のスーパーでも買え、自分で調理できる
こちらのB社の商品です。

最近ではハンバーガーショップでもミートレスバーガーが登場しています。
ファストフード店には年間で1、2度くらいしか行きませんが、
Impossible Burger(ミートレス)を食べてみたいがために、思わず
足を運んでしまいました。初Impossible Burgerでしたがーーーーー


           「!!美味しい!!」
ミートレスだと言われなければ分からずに普通のバーガーとして
食べていたと思います。限りなくお肉に近い!そう思いました。

B社もI社も会社として掲げ、ミッションとしているのは「環境保護」
牛に比べ、この代替肉の製造は96%の土地、89%のメタンガス、
二酸化炭素、87%の水を省くことができるのだそうです。

肉食をやめよう!と推奨しているわけではありません。
適量を無駄にすることなくいただく。これが大切かなと。
日本でお母さんが作るお味噌汁が想い出の味だったりするように
アメリカではお父さんがBBQで焼いてくれるお肉、ホットドックや
ハンバーガーが想い出だったりもします。そういった伝統も残しつつ、
現代社会の問題に関心を寄せながら、時にはミートレスBBQをしても
よいのではないかと思います。


report mami paulson from portland