ミュージカル界から海宝直人さん、森亮平さんが主題歌に参加

当協会の製作で、長崎に原爆が投下されてから75年目の節目に、今までマスコミなどではお話しをされてこなかった被爆者の方々10名の声を一本の証言ドキュメンタリー映画「a hope of nagasaki 優しい人たち」としてまとめ完成させました。

原爆投下の8月9日に長崎で完成上映会とそれを受けての平和についてのシンポジウムも行われます。当日は長崎の会場に伺う予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京からのZOOMでの参加となり残念ですが、その日に長崎の方々に観てもらえる事に感謝です。会場はHafH NAGASAKI SAIで16時からになります。

また当日(8月9日)限定でYouTubeまたはvimeoでのオンライン上映会も予定しています。試聴の仕方等の詳細は後日お知らせいたします。

さらに素晴らしい吉報が!

ミュージカル界を代表する俳優の海宝直人さん、指揮者、作編曲家の森亮平さんが主題歌に参加していただける事になりました。

『レ・ミゼラブル』『アナスタシア』劇団四季の『アラジン』『ライオンキング』『ノートルダムの鐘』など数々の作品で主役、主要キャストを演じている海宝直人さんと、ミュージカル『ファントム』で音楽監督、『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』でオーケストラ指揮をやられている森亮平さんが、このプロジェクトに賛同いただき急遽参加が決まりました。海宝さんの歌声に、森さんがアレンジしたピアノの旋律が深い響きを刻んでくれます。

小野華那子さんが3曲を書き下ろし、アルパを奏でて劇中を響かせます。そして海宝さん、森さんのコンビによって歌い上げられる長崎への思いが込められた主題歌「坂道」が、悲しい過去を乗り越え未来に向けての平和への思いに彩りを添えてくれています。

音楽の素晴らしさを改めて実感できます。

コロナ禍の世相が、長崎に投下された後の世相ともの凄く似ていると感じています。
劇中に出てくる皆さんの一つ一つの言葉が今の世の中の状況に重なり、だからこそ被爆を乗り越え生きてきた方々の声をお届けしたいと思います。